2009年12月
矯正の種類
一概に矯正といっても様々な種類があります。
昔は歯を見せると、しっかりと見える矯正装置しかありませんでしたが、現在は表からは見えない裏側矯正も非常に一般的です。
裏側矯正:リンガルブラケット
特徴
歯の表側からは見えないのが特徴で、現在は多くの人がこの装置を選択します。
また、しっかりとケアすれば虫歯になりにくいのも特徴の一つです。
ただし、治療期間が若干長くなるというデメリットもあります。
また、特殊技能を用いることもあり、表側の矯正よりも費用が高い。
金属ブラケット
見た目が非常に悪いです。昔はこのタイプしかありませんでした。
プラスチックブラケット
金属部分がプラスチックでできています。
透明なので見た目はよいのですが、強度が低く壊れてしまうというデメリットがあります。
セラミックブラケット
プラスチック部分がセラミックでできていて、見た目は非常に綺麗です。
セラミックは歯よりも硬いので、歯に当たると歯のほうがかけてしまうというデメリットがあります。
透明な装具
透明なマウスピースのようなもので、症状が軽い人や、矯正後に少しずれてしまったような人に用います。
取り外しは容易で、食事のとき意外は付けていなければなりません。
矯正歯科の選び方
矯正歯科の選び方
矯正歯科を選ぶのが歯科矯正で失敗しない最善の方法です。
それでは、矯正歯科を選ぶポイントを挙げてゆきましょう。
①矯正専門の歯科
当然ですが、矯正専門の歯科医院で治療を受けることをおすすめいたします。
相当程度の症例をこなしていて経験も多いですし、治療設備なども十分なものがそろっています。
やはり、矯正治療は経験第一です。これをしっかりと確認してください。
②日本矯正歯科学会の認定医以上の資格
これがあればOKということはありませんが、最低条件としてこの資格はあったほうがよいでしょう。
③治療方針
これは非常に大切なものです。その医院の、その医師の治療方針が貴方の理解できるものであり、患者さんのことを第一に考えているようなものであるかということです。
④セカンドオピニオンを必ずもらう
絶対にやったほうがいいのは、一つの医者では絶対に決めないということです。
必ず、矯正専門医を2~3件以上回って、歯列矯正に関する意見を聞きましょう。
その上で、自分が満足するもの、納得できるものを選んでください。
⑤あいまいな答えしか言わない医師は避ける
質問に対してあいまいな答えしか言わない医師は絶対にやめてください。
知識が無いのか、わかっているけれども本当のことを言ってお客さんを逃したくないかのどちらかです。
こういった医師はやめたほうがよいでしょう。逆にできないものは『できない』と理由も添えて教えてくれる医師であれば、自分の考え、やりたいこととは違っても聞き入
れるように心がけることも重要です。
・抜いてはだめな歯を抜いて、顔の形が変わった
うまく歯を収めるスペースを作るために抜歯をする場合があります。特に犬歯は八重歯になっていることもあり、抜いてしまう医師もいるようですが、一般的にはこれは間違えです。
犬歯は、歯の根っこが長く寿命が長いので通常は抜きません。このせいで顔の形が変わってしまうと言うこともおきています。
また、この生で呼吸に障害が生ずるという失敗もあります。覚えておくことは犬歯は抜かない。ということです。
明らかな知識不足、人為的な失敗。というよりヤブ医者ですね。
抜歯するのは『第一小臼歯』『第二小臼歯』が一般的です
・歯に傷がついてしまった
これはブラケットをはずす際に歯に傷がついてしまうという問題です。セラミックのブラケットや、メタルのブラケットで起こる可能性が高く、これも医師の腕前、経験に
よるところが大きいです。
・歯根吸収で前歯が抜けた
歯根吸収とは、歯の根元が溶けて丸くなることです。これは最悪の場合歯が抜けてしまいます。
矯正によって力を加えることで、この歯根吸収が起こります。程度の差はあれ歯根吸収は起こる確率が高く、殆どの場合は問題はありません。
歯根吸収の原因ははっきりとはしていませんが、やはり、経験の多い医師はこのようなことに対処する技術を持っています。
・歯列矯正をしたのに歯並びが治らない、隙間が有る
これは結構ある失敗です。
このようになった場合は途中であっても他の医師の説明を受けるようにしてください。
これも医師選びの失敗が原因です。症例数が多く経験豊富な矯正医を選びましょう。
・アレルギー
金属アレルギーの方は最初のカウンセリングでしっかりと申告しましょう。
これを怠ると金属アレルギーの人は大変なことになってしまいます。
・その他のリスク:虫歯、歯周病、歯槽膿漏の失敗
失敗というか、リスクとしては、矯正治療中は、虫歯になりやすい、歯周病が発生しやすいというリスクがあるということです。
これは当然ながら、ブラケットを装着していますので、食べ物のカスがたまりやすく、ブラッシングなどのケアを怠ることで発生する可能性が高くなります。
医師の責任としては、しっかりとこれらのリスクを説明し、正しいブラッシング、ケア方法を入念に教えることです。
こういったケアをしっかりと教えない医師は避けたほうがよいでしょう。